育成

新しい挑戦と、無限の可能性を追い求める人へ

健康で豊かな生活づくりに貢献し、グローバル展開を目指す日清製粉グループでは、「会社と社員は成長と発展を共有するパートナーである」と定め、人材育成に力を入れています。
一人ひとりが自発的、継続的に学ぶ意欲を後押しし、無限の可能性を追い求めるための各種プログラムを用意しており、次のような人材を育成することを目指しています。
①時代の変化に即応して常に新しい課題を設定し、果敢にチャレンジして着実にやり遂げていくことのできる人材
②「信を万事の本と為す」の社是のもと、企業人として、社会人として信頼される人材
③グローバル展開企業となるためのグローバルな感覚を身に付けた人材

教育研修図

教育研修図

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新入社員、若手フォロー施策 ~新任社員研修・フォローアップ研修
(1~3年目)・メンタリング制度~

①新入社員研修
「グループ総合力」の発揮に必要な人的ネットワークを作るため、グループ合同で実施しています。ビジネスマナー、事業理解、ロジカルシンキング、財務会計、メンタルヘルスの基礎等、社会人としてのマナーやルールに加え、創業から続く当社グループの価値観についてもしっかり学びます。
②フォローアップ研修
入社1~3年目までの社員に対して、年度末にフォローアップ研修を実施しています。仕事に対してどのように向き合い、考え、行動してきたかを相互に共有することで、内省力を培うとともに、グループ内の同期社員交流・関係構築の場としています。
③メンタリング制度
業務上の直接の上司ではない若手の先輩社員が、新入社員の相談相手(メンター)となり、新入社員の成長の後押しとする仕組み(メンタリング制度)があります。日常の業務に対する疑問を解決するだけでなく、職場の人間関係づくりからプライベートまで全面的にバックアップしています。
研修の様子

VOICE

メンタリング制度

入社1年目社員の声

メンターの先輩と行う毎回の面談が非常に有意義でした。先輩自身の業務が忙しい時であっても、自分の不安を解消する場を設けてもらえて、ありがたかったです。

メンター(先輩)の声

後輩とのメンタリングの際には、①短期的な目標を立てる、②目標に対しての実績を振り返る、の2点を徹底して行いました。入社間もない頃はいつも不安そうだった後輩が、面談の度に成長し、自信をつけていくのが嬉しかったです。

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自らキャリアを切り開く支援施策 ~キャリア研修・面談、 N-College~

日清製粉グループでは、社員一人ひとりの自律的なキャリア形成を支援しています。そのために、
①集合研修で自身の強みや今後をキャリアを考えるキャリア研修・役員面談、
②社員自らが学ぶ姿勢を支援する自己啓発支援プログラム(N-College)を用意しています。

①キャリア研修・面談

定期的に自分のキャリアを振り返り、今後のキャリアデザインを描くための研修を実施しています。研修後には、役員との1対1のキャリア面談を行っています。そのなかで自身のキャリア希望を直接伝えることができるとともに、役員からはその実現に向けての必要な取組みなどのアドバイスがもらえます。

VOICE

研修中、キャリアについて受講生同士でディスカッションする機会が多くあり、同世代であってもこれまでの経験によって、キャリアの捉え方・考え方が違うことを知り、大いに刺激を受けました。

役員面談では、自分が悩んでいる今後のキャリアについて、役員ご自身の過去の経験を踏まえたアドバイスを貰うことができ、非常に充実した時間となりました。

②社員が自ら学ぶ自己啓発支援制度「N-College(Nカレッジ)」

社員一人ひとりが、目指すキャリアを実現するための支援施策として、「自己啓発プログラム(N-College)」を設けています。英語やITスキルの向上、各種資格取得等のためのオンライン学習ツールを用意しており、一定の受講要件を満たした社員には会社が受講料を補助します。意欲的に学習に取り組む社員の声も取り入れ、コンテンツを日々拡充しています。

N-Collegeのコンテンツ

英語(TOEIC対策、ビジネス英会話)・IT,DXオンライン学習、MBA,ビジネスフレームワーク学習・会計,その他専門資格取得教材・その他教養コンテンツ

VOICE

本を読むだけでは理解し辛い学習内容であっても、動画教材で繰り返し学ぶことによって理解が深まりました。

製造業に限らず、様々な業界で進んでいる新しいビジネスの在り方を学ぶことができました。今後も感度を高く持ち、時代の変化に適合した自社の在り方、理想像を描いていきたいと感じました。

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経営人材育成

次世代の経営人材を育成するための「事業経営者育成プログラム」を毎年実施し、グループ独自の選抜型研修の実施や外部研修への派遣などを行っています。
独自の研修として、「N-MAP(Nisshin Manager‘s Advanced Program)」があり、毎年開催しています。ここでは、グループ各社から選抜された次世代の経営人材が、創業以来の価値観を再認識するとともに、経営を取り巻く環境・社会課題を見据えた新規事業や既存事業のモデルチェンジ等を経営陣に提案します。これを通じ、視座を高め、経営を担える人材となることを目指しています。

VOICE

経営戦略やマーケティング知識、アイデアを具体化するための思考法を学び、新規事業提案を創造するまでの一連のプロセスを体験したことは、自分にとって大きな財産となり、今後活用していきたいと思いました。

研修を通じて、自分が今後事業経営者を目指していくうえで、より高い視座、広い視野、志を持つことの必要性を痛感しました。食のインフラを担う企業の一員として、自分が組織を牽引していくという強い気概を持ち、より一層尽力していきます。

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職種別専門教育~技術系(食品化学系・工学系)社員向けの専門研修~ 

グループ内の技術戦略を踏まえた専門性の高い技術者の育成を目的に、技術分野ごとに系統的な能力開発を推進しています。社内外の講師によって、設備管理、製品の分析測定などをはじめとする専門性の高い研修を実施しており、高品質で安全・安心に配慮した製品を生みだすための技術や技能を学習する仕組みを整えています。また、入社6年目までの若手技術者に対しては、定期的な研修・面談を行い、専門技術者への早期育成をサポートしています。

専門研修 専門研修

VOICE

研修の場では技術の基礎や理論から学び直すことができ、改めて自身の普段の業務の問題点の見直しや改善点を考えるきっかけになりました。本研修で学んだことを後輩指導にも活かしていきたいと思います。

研修機会を通じて技術系の同期と会話したり、情報交換する場となり、貴重な機会になりました。今後も横のつながりを大切にして、グループ内の技術系同士で連携強化を進めたいと思います。

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グローバル人材育成

グローバルな視点を持ち、どのような環境でも成果の出せる人材の育成に向け、各個人の課題把握や語学力向上のきっかけとすべく、年1回のTOEIC受験を義務化し、全社員のレベルアップを図っています。さらに上のステップとして、国内外への語学研修などの選抜研修も行っています。また、グローバル人材育成のための集合型の研修も行っており、異文化コミュニケーションやグローバル感覚を磨く等のプログラムを実施しています。この研修参加後にすぐに海外事業場に赴任し活躍している社員も多数います。

選抜型社員教育

VOICE

グローバル人材育成研修

グローバルで活躍できる人材とはどういう人材か、また何故そうなる必要があるかについて真剣に考えることができる非常に貴重な場でした。いつか海外駐在員としてグローバルに活躍するため、引き続き自己研鑽に励みたいと思います。