トップインタビュートップインタビュー

技術屋集団としてのチャレンジ精神とプライド

日清エンジニアリングは、1972年に日清製粉株式会社(現在の株式会社日清製粉グループ本社)の技術部門から独立する形で誕生。「自分たちの技術力を活かして、もっと大きなフィールドで勝負してみたい」という社員たちの熱い思いで設立されました。その技術屋集団としてのチャレンジ精神とプライドは現在も脈々と受け継がれています。主な事業としてはプラント建設、機器販売、粉体加工の3本柱。小麦の製粉をルーツとする「粉体技術」は国内外から高く評価され、世の中の「新しい粉体をつくりたい」という要望に日々応え続けています。最近ではスマートフォンや自動車用電池、さらに最先端の電子部品など、食品以外でも私たちの生み出した粉体が幅広く活用されています。

トップインタビュー_1

若いうちからリーダーになれ、女性エンジニアも活躍できる

こうした会社の成り立ちからもわかるように、私たち日清エンジニアリングがお取引している企業は、じつに8割以上をグループ外企業が占めています。加えて、総務系を除く社員がすべて技術者(技術経験者)ということも大きな特長です。社内には機械系から化学、電気、農業、建築系などといった多様な分野のプロフェッショナルが在籍。とくに、営業部門には技術に精通したベテラン社員を配しているため、お客様との深い関係構築には自信があります。さらに、設計から機器・資材・役務の調達、建設及び試運転まですべての業務を一括して請け負えるのも当社の強みの一つです。グループ内外の様々なプロジェクトでは、それらすべてにリーダーが必要となるため、日清エンジニアリングの社員は若いうちから多様なプロジェクトのリーダーになるチャンスに恵まれます。また、当社では女性の積極採用を進めています。プラントエンジニアリングという仕事は、世の中に存在する無数の技術を組み合わせ、お客様にベストな提案を行うクリエイティブな仕事。高いコミュニケーション能力やきめ細かさも求められるため、女性エンジニアが力を発揮する場面も多いはずです。実際、入社数年目にして既に予算10億円以上という大型プラントの建設責任者として活躍する女性社員も登場しています。

トップインタビュー_2

3本柱を軸に、海外市場にも一層力を入れていきたい

今後の目標に関しては、プラント建設、機器販売、粉体加工の3本柱を軸に、売上も利益もさらに伸ばし、強い会社に成長していきたいと考えています。具体的に各事業を分析すると、プラント建設はコンビニエンスストアやスーパーマーケットに商品を納入するベンダーをお客様として数多く抱える食品分野が好調です。食の安全に対する目が厳しくなる中、より衛生的な工場を建設できる日清エンジニアリングの技術や経験が評価されているのでしょう。また、私たちは粉体機器やナノ粒子の研究を四半世紀以上前から研究しており、今や世界でもトップクラスを誇る技術を有しているため、国内はもとより世界各国から引き合いが多くあるのです。これらは売上高こそプラント事業部には及ばないものの、利益率が高いのが特徴です。今後も、国内のみならず、海外での競争力もより一層高めていきたいと考えています。

トップインタビュー_3

自分の得意なこと、やりたいことをアピールしてほしい

日清エンジニアリングでは、世の中の動きに興味を持ち、国内外に広くアンテナを張ることができるような人材を求めています。そして、これから入社してくる方々は、自分の得意なこと、やりたいことをぜひアピールしてください。「大きなものをつくりたい」とプラント建設を目指すもよし、「設計の知識を活かして」と機器の開発に取り組むもよし、「まだ世の中にないものを…」とお客様と一緒に新しい粉体づくりに挑戦してもらってもかまいません。粉体工学をもっと究めたい方には、日清製粉グループの生産技術研究所で働くという選択肢も用意されています。私たちとしても最大限、一人ひとりの意志や長所を尊重します。短所を補って余りあるほどに、長所を伸ばし、アピールしてください。そして、日清エンジニアリングを一緒に次なるステージへと引き上げていきましょう。