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- 大谷 紀幸
工学系
#生産技術開発 #10年以上
自分のアイデアを盛り込んだ設備が
活躍していることが何よりの喜び。

大谷 紀幸おおたに のりゆき
株式会社NBCメッシュテック
メッシュクロス・産資製造部 生産技術開発チーム
兼 生産技術開発センター
2007年入社 工学部 環境物質化学科
入社を決意した理由は?
私の地元である山梨に関係する会社で活躍したいという気持ちもあり、就職活動中はさまざまな業種で企業を検討していました。そんななかで、山梨で1,000年続く「機織り」の技術を使って工業製品を作っているNBCメッシュテックと出会い、自分の身近にメッシュクロスが多く存在していることを知りました。工場見学では、目で見えないような細い糸を取り扱い、織物にしていく技術をはじめ、染色や付加価値を与える加工技術やメッシュクロスを利用した一体成型の技術などの魅力に触れ、この環境で自分自身も成長できるのではないかと考えて、入社を決めました。

現在の仕事内容とやりがいは?
現在は、メッシュクロス・産資製造部の生産技術開発チームでリーダーを務めており、部内で使用する新しい設備の開発や新しい設備導入、工程内で保有している設備の改善・修理も推進しています。近年では、自動化や省人化といったキーワードを基に、新しい技術を取り入れて、品質向上、生産効率向上を進めています。製品の工程を考えながら、自分のアイデアを盛り込んだ設備を作り上げて、それが活躍していることが何よりの魅力だと感じます。もちろん、失敗することもありますが、それ以上の経験を積むことができて、自分の成長に繋がっていることを実感できます。また、製造部内の皆さんの感想をダイレクトに聞けることも嬉しいです。

キャリアステップ
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- 1年目
- メッシュクロス製造部の品質管理チームに配属。メッシュクロスの製造工程や製品の特徴について学ぶ。工程内改善や製品設計・製品基準の設定、お客様への改善報告などに取り組む。
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- 10年目
- 新たにメッシュクロス製造部の生産技術開発チームとしてスタート。新しく機械設計や電気について勉強し、織機操作についても学んだ。
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- 12年目
- 研究開発本部 研究推進室を兼任するようになる。今まで知らなかった開発部門の業務に触れることができた。
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- 16年目
- メッシュクロス・産資製造部 生産技術開発チームのサブリーダーに、翌年にはリーダーとなる。プレイヤーとしての業務に加えてチーム内のサポートにも力を入れる。また、新しい技術には常にアンテナを張るようにしている。
成長を感じた仕事は?
最も成長を感じたのは、入社直後に実施した他チームとの活動です。製織、検査、品質管理と複数のチームで「適合品率向上」に取り組み、これまでにはない製品の確認方法を実践することができました。この経験を通じて、他チームと連携することの大変さを感じると同時に、一緒に目標に向けて取り組むことの価値を学びました。多くのチームと連携した時の経験は、2021年に発足した音響分野プロジェクト(高機能商品として期待される『音響用メッシュ』拡販のため、評価技術の確立、生産対応、差別化製品の立ち上げ、販売促進などにおいて部門横断でスピーディーに連携)でも音響分野プロジェクトでも活かされています。
今後の目標は?
生産設備に関する業務なので、設備を保有するチームの意見を取り入れながら新しい設備を形にしていくことは難しいですが、双方で話をする場を多く設定して、納得するまで議論を進めています。今後も、製造工程や設備に関する業務にも携わっていきながら、新しい技術や機械・電気といった専門的な知識、スキルをもっと向上させていきたいと思っています。また、マネジメントについても学び、チームとして最良の仕事ができる環境を作りたいです。

1日の仕事の流れ
- 07:45
- 出社、メールチェック
- 08:00
- 始業。チーム内の朝礼、製造部の朝礼
- 09:00
- 設備の組み立て、報告書など作成
- 12:00
- お昼休み
- 13:00
- チーム内の案件進捗報告会
- 15:00
- 設備の組み立て
- 16:45
- メールをチェックした後、退社