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多様な食シーンを想定した提案を

私たち日清フーズは小麦粉に代表される素材から加工食品、手軽な惣菜まで、幅広い製品を食卓に提案し続けています。「日清」や「マ・マー」、「青の洞窟」などの主要ブランド製品もあり、それらの大半がトップシェアを誇っています。温度帯に関しても「常温」「チルド」「冷凍」の全てをカバーしており、日清製粉グループの中核を担う事業を展開していると自負しています。「食」とひとくくりにいっても、きちんと料理したい人もいれば手軽に済ませたい人もいるなど、状況や価値観は実に様々です。我々は料理の一手間を楽にするための製品として、ボトル型の小麦粉「日清 クッキング フラワー®」や早ゆでスパゲティなどを開発し、好評をいただいています。また、内食のほかにも中食(お弁当や惣菜を買ってきて食べること)や外食事業へも展開をしています。消費者の方に近い企業として、あらゆる食シーンに対応できる製品を提案し続けています。

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付加価値型の製品で差別化を図る

女性の社会進出や高齢化など、社会の変化に伴い食の流行も変化します。近年はおいしくて手軽な食品へのニーズが高まっており、今後成長が見込めるのが中食市場です。我々は子会社のイニシオフーズをはじめ、惣菜を主力とする企業に参画してもらい、様々な惣菜を提供できる体制を整えています。同時に、全国を網羅するための生産拠点のネットワーク構築にも力を入れています。それから、競合との差別化を図ることも課題の一つです。社会的に需要が高まっている健康に着目し、付加価値型の製品を生み出すことを目指しています。その一環として、「日清 糖質50%オフ ホットケーキミックス」「日清 糖質50%オフ お好み焼粉」を発売しました。当社の知見を生かし、小麦粉に食物繊維を配合することで糖質オフを実現できた製品です。他にも、野菜を多く使うなど栄養バランスを考慮すれば、健康へもアプローチできます。将来的には機能性表示食品や特定保健用食品の販売も視野に入れており、研究開発を進めています。

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成長が見込める市場を見極め、切り拓く

今後の狙いとしましては、海外事業へのさらなる展開です。当社は現在、ベトナム、トルコ、中国、タイ、アメリカ、インドネシアの6カ国に製造拠点を置いています。これまでは主に、海外で生産した製品を日本に輸入し販売していました。しかし、日本の将来的な人口減少を鑑みても、発展や人口増加が見込まれる国へ向けた製品を開発し、販売する必要があります。今後は生産した国で販売する「現地完結型」を進めていくつもりです。近年は日本食が文化遺産に認定されたことに加え、中国や東南アジアでは小麦粉を使った食品が積極的に食べられています。我々も現地のニーズに合わせた製品を提案し、成長にもつなげたいと考えています。国内の販促には、SNSや動画などを使ったデジタルマーケティングを強化していく予定です。Twitterでのキャンペーンや「青の洞窟」のイルミネーションイベントとInstagramの連動など、徐々に動き始めています。まずは消費者の方に当社製品を好きになってもらい、最終的にはECの販促へつながるような仕組みを作る予定です。一瞬の話題作りではなく、日清フーズらしさを出した取り組みを積み重ねていきたいものです。

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入社後の3年間は成長時期、目標を定めて動いてほしい

みなさんは、学生時代に何かを徹底的にやり尽くした経験はありますか。勉強でも趣味でも構いません、何かに熱中して習得してきたなら、それは働く上での強みになるでしょう。入社後は「将来へのビジョンを持ち、自分が今何をすべきかを考える」ことに注力してほしいものです。今までに過ごしてきた年月と入社してからの概ね3年間で今後の社会人人生が決まるといっても過言ではありません。上司や先輩の指示をただ待つのではなく、自らが日清フーズで何ができるのかを考えて行動すれば、3年後には自分の納得できる姿に変わっていると思います。当社は新しい部署も増えており、人数も限られていることから一人に任せられる仕事の幅も大きい点が特徴です。私も入社直後から「会社に貢献できることは何か」を考え続け、入社2年目には自主的にレポートを作成・提言することで物流コスト削減を実現させました。もちろん、仕事を通し成長していく過程では軌道修正が必要な場面や不本意な場面に直面することもあるでしょう。しかし、これは妥協ではなく、全ての経験がその後のキャリアにつながっています。みなさんには、今自分がいる場所をしっかりと見定めて目標の実現に向けて進んでほしいと思っています。