トップインタビュートップインタビュー

日清製粉グループ全体の総合力を高める存在として

私たち日清製粉グループは、1900年に創業して以来、「信を万事の本と為す」と「時代への適合」を社是とし、「健康で豊かな生活づくりに貢献する」ことを企業理念として成長・発展を続けてきました。日清製粉グループ本社(以下、グループ本社)は、2001年に日清製粉グループ分社化の際にホールディングカンパニーとして誕生しました。分社化によって各事業会社がより迅速な経営判断を行うことで、それぞれの事業分野で「自立」し勝ち残りを成し遂げるために、グループ本社は各分野のプロフェショナル集団として専門知識を磨き、各社の事業を支援してきました。しかしながら、経営環境がより一層不透明になっている今日において、グループ本社に経営戦略を推進するための司令塔としてグループ各社の「連合」を強め、グループ全体の総合力を高める役割が求められています。また、コンプライアンスの徹底、品質保証体制の確立、環境保全活動の推進など、社会の要請に応えるCSR(企業の社会的責任)を果たすことは経営の重要課題の一つです。これらにグループ本社が先頭に立って取り組むことで、日清製粉グループの社会的プレゼンスを高め、成長のスピードを加速させていきたいと考えています。

トップインタビュー_1

グローバル競争に勝ち抜いていける、より強く柔軟な体制の構築を

継続的な人口減少や急速な高齢化が進む国内市場。国外でも新米国大統領の政策転換や英国のEU離脱など、私たちの事業を取り巻く外部環境は不透明感が増しています。このような変化に迅速に対応すべく、また創業120周年となる2020年に向け、日清製粉グループでは新たな中期経営計画「NNI-120Ⅱ」を2015年4月からスタートさせています。本計画によって、成長が見込まれる事業への積極的な投資拡大やグローバル競争に勝ち抜いていける体制構築を成し遂げ、グループのさらなる飛躍を目指しています。特に、海外での事業展開は力を入れている大きなポイントの一つです。製粉事業ではカナダのロジャース・フーズの新ラインが2017年秋に稼働を予定している他、米国第4位の製粉会社であるミラー・ミリング・カンパニーでも2019年初頭の稼働を目指して新しいラインの増設を行っています。そして、これらの新ラインが稼働すると、海外4カ国の小麦生産能力は国内を上回る規模にまで拡大することになります。また、食品事業ではコスト競争力を有する世界最適生産体制を目指しており、例えばパスタは日本・米国・トルコの3拠点体制を、パスタソースは日本・タイ・ベトナムの3拠点体制を構築しました。こうしたグループ全体のグローバル戦略の策定や推進もまたグループ本社が担う重要な役割です。

トップインタビュー_2

人を大事にし、人を育てる社風が根付いている

次に、働く場としての日清製粉グループ本社についてお話しします。グループの社是の一つにもある「信」。110年を超える歴史の中で、お客様との信頼関係を構築しそれを維持し続けてこられたのは、先輩たちがこの「信」を大切にして働き続けたからに他なりません。社内に目を向けても、日清製粉グループは人を大事にし、人を育てる社風がしっかりと根付いています。若手社員にも積極的に責任ある仕事を任せる風土がありますし、先輩社員たちが若手の挑戦や悩みをきちんとフォローする制度や環境も整っています。様々な領域に好奇心を持ち、成長し続けていただきたいと思っています。

トップインタビュー_3

様々な経験を通して、能力を磨き、人脈を広げてほしい

最後に、グループ本社の仕事は、皆さんの想像以上に、自ら考え、自ら行動する機会が数多くある仕事です。それぞれの分野で専門性を磨きながら、目標達成のため周囲を巻き込んでチームを牽引してください。当然、すぐ結果が出るような簡単な仕事ではありませんが、常に一つ上の立場で思考を巡らし、様々な経験を通して能力を磨き、人脈を広げていってください。そのためにも入社後、皆さんには直属の先輩だけでなく、部署や会社の枠を超えた交流にも励んでほしいと思います。国内のみならずグローバルに活躍する機会も存分にあります。幅広い好奇心とチャレンジ精神を備えた皆さんと共に働けることを心より楽しみにしています。