医療品事業で培った高い技術で、当社初の新しい健康食品を。 日清ファルマ株式会社 取締役社長 田中 秀邦

「医薬品事業で培った技術・ノウハウ」を「健康食品・サプリメント事業」へ

日清ファルマは健康食品・サプリメント事業に加え、医薬品原薬等のファインケミカル事業を展開しています。日清製粉グループの企業理念である「健康で豊かな生活づくりに貢献する」をダイレクトに実現できる企業です。
長年培われた技術によって製造された医薬品原薬は高い評価を得ており、この医薬品事業で培った技術やノウハウは健康食品・サプリメント事業でも活かされています。当社が世界に先駆けて量産化体制を確立したコエンザイムQ10の生産技術、脂溶性で吸収されにくい欠点があったコエンザイムQ10の水溶化に成功した製造技術、ビフィズス菌を大腸に直接届ける製剤技術(大腸デリバリー製剤技術)などは高い評価を得ています。

素材の探索からマーケティングまで一貫して手掛ける

日清ファルマでは、素材の探索や製品の開発・製造、さらには販売やマーケティングに至るまで、自社で一貫して手掛けています。
当社製品の開発を支えるのはやはり、技術です。健康食品と医薬品は最終形態こそ違うものの、開発過程において必要とされる知識や技術、設備には共通部分も多々あります。両方を手がけていることで、お互いに良い影響を及ぼし合っているのであろうと考えています。また、日清製粉グループでは、製粉、加工食品、健康食品、酵母・バイオ、中食・惣菜、エンジニアリング、メッシュクロス等を幅広く手掛けているので、グループ内の協業によるシナジー効果が期待できるのも当社の強みです。

健康食品の通信販売の利点にデジタル技術を融合して消費者のニーズを掴んだDtoCへ

現在の日本では世界に類を見ないスピードで高齢化が進み、生活習慣病の問題も深刻さを増すなか、コロナ禍により健康意識はますます高まっています。また、デジタルの進化と普及により、ECによる購買行動が広がってきています。日清ファルマの健康食品・サプリメントは自社ECサイトを活用した通信販売チャネルで販売しています。通信販売にはお客様が何を求め、どのような広告を打てばレスポンスがあるのかといったことが非常にわかりやすいという特徴があります。デジタル技術を融合し、消費者ニーズを掴んだDtoCへ発展させて事業拡大を進めていきます。

「健康」への関心、「予防医学」や「栄養学」に興味のある方に来てほしい

これからのヘルスケア分野において注目すべき構造変化は、「治療から予防」「デジタルヘルス」「個別化医療」と考えています。また、「健康」において食は重要な要素ですが、生活者のニーズを満たすためにはモノとコトに着目した健康管理全般を捉えて、提案していく必要があります。当社は、「お客様の心身の健康実感パートナーとなる」ことをミッションとし、社会に貢献していきたいと考えています。
当社のミッションを果たしていくために、「健康」への関心が高く、「予防医学」「薬学」「栄養学」に興味があり、進化するデジタル技術などの先端技術に対するキャッチアップ力の高い方に来ていただきたいと考えています。日清ファルマには若手の声や力を活かす風土があります。新しい素材となる成分を見つけ出し、サプリメントなどに製品化していくのは非常に楽しくクリエイティブな仕事です。同時に、安全性や品質保証に対して厳しく、誠実であるという側面も持ち合わせています。ぜひ皆さんの「できること」「やりたいこと」を聞かせてください。一緒に次世代のオンリーワン製品やサービスを創造していきましょう。