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- 今江 菜摘
工学系
#設備担当 #生産技術 #6~10年目
工事計画から設計、施工・予算管理まで
すべてを自分で行うため、
ラインが無事稼働した時の達成感は格別。

今江 菜摘いまえ なつみ
日清製粉株式会社
名古屋工場
2017年入社 工学域 物質化学系学類
入社を決めた理由と現在の仕事内容は?
ものづくりに携わる仕事のなかでも、人の生活に必要不可欠な食品を自分の手で世に送り出すことができればやりがいがあるのではないかと考え、食品業界に興味を持ちました。また、小麦粉はパンや麺、菓子などさまざまな食品に化ける材料なので、関わる製品の範囲が広い点に魅力を感じ、当社への入社を決めました。現在の仕事は、工場設備を改善する生産技術職です。設備のメンテナンス計画を含む設備管理をはじめ、新製品の生産ライン新設などの設備投資、既存ラインの生産性向上、省エネ化等、設備面からのさまざまなアプローチによってものづくり現場の改善を進めています。

仕事のやりがいは?
設備投資では、安全性、生産性、メンテナンス性、コストメリットなどのポイントを抑えながら、投資効果を意識して工事を計画しています。特に他工場で製造していない銘柄を担当した際には、イチからノウハウを蓄積しなくてはなりません。そんなときに工場のメンバーで意見を出し合い、試行錯誤しながら、お客様のニーズに応えることができたときはやりがいを感じます。また、当社の教育は“経験重視”なので、最初はどんどんと案件を任される一方で正解が分からず、悩むこともありました。しかし、上司や先輩社員に相談しながらトライを繰り返すことで優先すべき事項が見えてきました。工事計画から設計、施工・予算管理まですべてを自分で行うため、工事が完了し、無事にラインが稼働したときの達成感は格別です。

キャリアステップ
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- 1年目
- 知多工場に配属。製粉工場や設備について学んだ後、老朽化設備更新等の工事案件を担当。
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- 3年目
- 製品出荷受付の自動化案件のプロジェクトリーダーとなる!
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- 5年目
- 名古屋工場に異動し、新製品の生産ライン新設工事を担当。
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- 6年目
- 引き続き、名古屋工場に勤務。複数の大型工事案件を担当!
成長を実感したことは?
工場のデジタル技術の導入を進める中で、製品出荷受付の自動化に取り組みました。プロジェクトリーダーとしてさまざまな部署や運送会社を巻き込み、打ち合わせやテストを重ねることで「出荷自動受付機」の導入を実現することができました。また、入社5年目には新製品である日清製粉ウェルナの業務用天ぷら粉(1kg製品)の生産ライン新設工事を担当しました。そのプロジェクトでは製品に含まれる原料のコンタミネーションを防ぐために製造機器の更新に取り組みました。製品の安全に深く関わる工事だったため、お客様目線での設計・施工管理を行うことに尽力しました。
今後の目標は?
従来は小麦粉の品質を一定にするためにオペレーターの操作で小麦への加水量の調整などを行っていますが、原料水分、天気、気温など、さまざまなデータをもとに最適な調整を提案するための検証に現在取り組みデジタル化を進めています。そんな風にものづくりに最も近い現場で働けることを、メーカーに勤務する者として誇りに思っています。また、将来的には工場長を目指し、設備だけではなく、品質管理、生産管理、人材育成など幅広い知識と経験を蓄積するなど工場の運営に必要なことを学んでいきたいです。

1日の仕事の流れ
- 07:30
- 出社、メールチェック
- 08:00
- 各職場の朝礼に参加
- 09:00
- 工場巡回設備の不具合等がないかを確認しています
- 10:00
- 工事業者と打ち合わせ
- 12:00
- 食堂にて昼食
- 13:00
- 工事・会議資料作成
- 15:00
- 工場内の会議に参加
- 17:00
- 退社