社員インタビュー 仕事の内容や入社動機など、先輩社員の声を紹介します。

工学系
#生産管理 #6~10年目 #海外勤務

工場の設備担当は“形に残る仕事”。
大きな工事が完成した時は達成感も大きい。

黒金 誼朗

黒金 誼朗くろがね よしあき
日清製粉株式会社
ロジャーズ・フーズLtd.(出向中)
2017年入社 理工学部 電気電子工学科

入社を決めた理由と現在の仕事内容は?

中学から大学まで約10年間ハンドボールに打ち込んでいたなか、食の大切さを日々感じていたので、就職活動中も食品業界に興味を持っていました。そして、いろいろな会社を調べていくなかで、より上流の原料を扱い、食卓に欠かせない製品を作っている、業界でNo.1の会社に入りたいと思うようになり、日清製粉に興味を持ちました。入社を決めた理由は、工場見学をしたときの先輩社員の雰囲気の良さと、工場内にある多種多様な設備を見てワクワク感を覚えたからです。現在は、カナダのロジャーズ・フーズに出向し、設備投資や修繕備消耗品の予算計画から進捗管理に加え、生産関係(操業、歩合等)の計画から進捗管理までを担っています。さらに、設備投資に関してはライン設計や施工管理なども現地エンジニア、現地スタッフとともに担当しています。

黒金 誼朗

仕事のやりがいと難しさは?

設備担当は、自分の仕事が形に残るので、特に工事等がうまくいったときは大きなやりがいを感じます。大きな工事になるほど、現場の人を含めて、多方面の人と連携しながら進めていくため、より達成感や一体感等も大きくなります。また、自分たちの工場で作った小麦粉が様々な場所で使われていることもやりがいになっています。今は海外駐在員として働いているので、私の中で一番重要視しているのはコミュニケーションの部分です。初めての海外勤務なので、現地スタッフとの意思疎通を図るうえで、身振り手振りや文字も活用して、相手の反応をよく確認しながら自分の意見を伝えています。今もまだ奮闘中ですが、日常から積極的に現地スタッフとコミュニケーションをとるよう心掛けています。

黒金 誼朗

キャリアステップ

  • 1年目
    岡山工場で設備担当になる。2年目になると、徐々に仕事を任せてもらえるように。
  • 3年目
    同工場の設備責任者になり、工場で働く社員から意見を聞き、より働きやすい環境の整備に注力。
  • 4年目
    国内工場をまとめる部署である本社の生産本部生産管理グループに配属。
  • 8年目
    生産本部海外生産グループを経て、カナダのロジャーズ・フーズLtd.に出向。

最も成長を感じた仕事は?

入社3年目の時に、岡山工場で設備担当が1人になり、設備責任者を任されました。工場全般の設備管理はもちろん、予算管理や環境保全、安全衛生など幅広い業務を経験し、中でも一番の大型工事だった大袋製品の包装機・給袋機更新工事は特に印象深いです。お盆期間の工事で、他にもいくつかの工事と並行していたため、事前の各工事業者との打ち合わせやスケジュール管理など、準備を含めて大変でしたが、周りの方々の協力もあり、無事に完工できました。この経験で、事前準備の大切さやコミュニケーションの大切さを学ぶことができました。また、自分一人ではできることが限られるので、重要な部分は自分自身で責任を持って行い、人に任せられることは任せるなど、業務の割り振りやメリハリといった視点を養うこともできました。

今後の目標は?

機会があれば、既存工場のミル増設や新工場建設などの大型戦略プロジェクトに携わってみたいです。 また、設備のみならず、品質管理や人材育成、マネージメントなどの幅広い知識と経験を身に付けて、将来的には、工場次長や工場長として工場運営に携わっていきたいと考えています。

黒金 誼朗

1日の仕事の流れ

08:00
出社、メールチェック
09:00
各工場の朝会に参加
10:00
工場巡回、各工事案件の現場確認など
11:00
工場データのとりまとめ生産実績等
12:00
お昼休み
13:00
協力会社と打ち合わせ機械メーカー、工事業者など
15:00
見積依頼や見積書、図面等の確認および修正
17:00
退社