- 日清製粉デリカフロンティア採用情報
- 社員インタビュー
- 石田 一晃
食品化学系
#研究開発 #中途採用
今後の事業の軸となるような
新しい食品技術を開発したい。

石田 一晃いしだ かずあき
株式会社日清製粉デリカフロンティア
研究開発部 上福岡駐在
2018年入社 水産科学院 海洋応用生命科学専攻
転職を決意したきっかけは?
前職では加工食品の研究開発をしていましたが、仕事に取り組むなかで、プロの料理人が作るような本格的な食事を自宅で手軽に楽しめる食品の研究開発に携わりたいという思いが強くなっていきました。また、中食・惣菜業界は原料や製法、生産設備においてまだまだ発展する余地があり、食品業界で今後大きく成長していく分野だと考えていました。そのなかで、日清製粉グループは、中食・惣菜事業において新技術の研究開発を重視し、強化している点に魅力を感じて、転職を決意しました。

現在の仕事内容は?
食品の「冷蔵と冷凍の温度帯」に関する研究開発に取り組んでおり製品の差別化につなげる技術を検討しています。例えば、フローズンチルド(フロチル)や食感改良などについて研究しており、これは「食品ロス削減」と製品の「おいしさ向上」の両立に貢献しうるものです。また、グループ会社の中食・惣菜会社から研究開発に関して新製品開発のような依頼もあり、食感、風味におけるおいしさの維持と、微生物制御による日持ち向上等について連携しています。

キャリアステップ(当社入社後)
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- 1年目
- 日清製粉グループ本社 基礎研究所でチルド・冷凍食品の基礎研究に取り組む。
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- 2~3年目
- 食品の技術開発に向けて他の研究機関や企業との連携の方法について模索。これまで研究してきた技術の特許化に向けて検討。
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- 4~5年目
- 日清製粉デリカフロンティア研究開発部に異動。中食・惣菜の製造方法について研究開発に従事。
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- 6年目
- これまで研究開発してきた技術を用いて、製品化に向けた検討を実施。
仕事のやりがいは?
この仕事の魅力は、検討してきた新しい技術が新製品に採用され、多くの消費者に届けられることにあると感じていて、原料や機器を検討して新しい食品技術を提案できることが大きなやりがいになっています。一方で、課題解決に向けた新しい試みを行う際には、どこに問題があるのか、見落としはないかを常に意識する必要があります。そうした検討や確認に難しさを感じることもありますが、多くの消費者に“おいしさ”を届けたいという思いを持って、分析や官能評価、スケールアップ試験、テスト販売、ディスカッションを地道に積み重ねています。
今後の目標は?
10年先まで活用され、事業の軸となるような食品技術を開発することが目標です。中食・惣菜事業は事業範囲が広いため、原料から製法、製品形態、販売方法に至るまで様々な角度から新たな挑戦することができます。そのため、グループの事業会社、他企業、研究機関とともに、ライフスタイルの変化や食品ロス削減といった社会課題の解決について、挑戦する気持ちを忘れずに研究開発を進めていきたいと思っています。

1日の仕事の流れ
- 09:00
- 出社
- 10:00
- 会議用の資料作成、資料の収集・確認
- 11:00
- 打ち合わせ試食や社外の原料・機械メーカーと面談
- 12:00
- お昼休み
- 13:00
- 惣菜の製造方法の試験開始
- 14:00
- 試験
- 15:00
- 試験・試食
- 16:00
- 試験
- 17:00
- 試験の片づけ、結果のまとめ
- 17:45
- 退社