社員インタビュー 仕事の内容や入社動機など、先輩社員の声を紹介します。

食品化学系
#品質保証 #10年目以上 #中途採用

品質保証を推進し、
安全・安心な商品を食卓に届ける。

竹内 輝仁

竹内 輝仁たけうち あきひと
株式会社日清製粉デリカフロンティア
品質保証部
2006年入社 水産学部 水産学研究科修士課程

これまでの仕事内容は?

私はキャリア採用で、当社は3社目です。
入社1年目には、日清製粉グループ本社の基礎研究所で食材の微生物制御や野菜の殺菌手法等を研究し、翌年には品質保証担当としてグループ会社のイニシオフーズの熊谷工場に出向しました。研究の成果を現場に活かし、製品の出荷における安全性と消費者視点から問題がないかという総合的な判定を担当。安全性を消費者の方々にも説明できる体制づくりに努め、微生物検査による検証や食品安全マネジメントシステム(ISO22000)の取得を推進しました。ISOを難しく考えている社員に平易な言葉で説明し、理解を得ながら取り組みを進め、2012年にチルド帯製品の製造工場で当社グループ初となるISO取得を実現しました。
入社7年目以降は日清製粉グループ本社の品質保証部に異動し、グループ全体の品質保証体制の維持・向上のために研修や監査などに取り組んでいます。これまでに実施した監査は150件以上。製粉工場、冷凍食品工場など、さまざまな工場の監査を経験しながら、監査技術の向上に努めてきました。2022年からは日清製粉デリカフロンティア品質保証部として、中食・惣菜会社の品質保証業務を担当しています。

竹内 輝仁

現在の仕事内容は?

日清製粉デリカフロンティアグループの全国にある25工場を訪問し、品質や安全面の点検・指導や、ISO・HACCP等の構築の指導および支援を行っています。指導をする際は、5つの視点「見る、視る、観る、診る、看る」を意識し、厳しく指導するのではなく、情報提供をしたり一緒に考えたりすることを大切にしています。この取り組みが功を奏し、現場のスタッフを助けることができたときはうれしいですね。品質保証部は、生産部門とともにものづくりの両輪を成す縁の下の力持ちだと実感しています。

竹内 輝仁

キャリアステップ

  • 1年目
    日清製粉グループ本社 基礎研究所で食材の微生物制御等の研究を行う。
  • 6年目
    熊谷工場の工場次長に。チルド帯製品の工場でグループ初となるISO22000の取得を推進!
  • 7年目
    日清製粉グループ本社 品質保証部へ異動。以降、150件近くの品質保証監査を経験。
  • 17年目
    日清製粉デリカフロンティア設立に伴い、品質保証部を兼務し中食・惣菜会社の品質保証業務に携わる。

会社の良いところは?

高齢化が進む中、調理の手間が不要な中食・惣菜は今後も大きな需要を見込める拡大市場です。社内にも、未来を見据えて前向きに取り組む雰囲気がありますね。また、商品を実際に食べて本当に「おいしい」と感じられることも当社の魅力。後で聞いたところ、しっかりと出汁をとって作っている商品であったことを知り、妥協のないものづくりへの姿勢に感銘を受けました。

今後の展望は?

日本の労働人口は年々減少しているため、今後、中食・惣菜工場の製造作業は人の手からロボットや機械にどんどん置き換えられていくと考えられます。消費者の安全への意識は高まりつつあり、品質保証はますます重要になります。こうした時代の変化に確実に対応し、品質保証体制の維持・向上を進め、グループの中食・惣菜事業をけん引する会社である当社を継続的に発展させていきたいと考えています。また、そのための人材育成にも取り組み、常日頃から情報のアンテナを張り、自身をブラッシュアップして業務に取り組むような“時代に適合し先取りできる人材”を育成していきたいです。

竹内 輝仁

1日の仕事の流れ

09:00
工場へ出張
10:00
工場内外の製品安全に関わる現場を確認、意見交換
12:00
お昼休み
13:00
工場から直帰し、在宅勤務
メール等のチェックを行う
14:00
工場の点検結果に関する会議
15:00
報告資料の取りまとめ
17:30
在宅勤務終了テレワークも活用しています