社員インタビュー 仕事の内容や入社動機など、先輩社員の声を紹介します。

食品化学系
#研究開発 #1~5年目

食品技術の力で、
人々の食生活を豊かにしたい。

鈴木 真太朗

鈴木 真太朗すずき しんたろう
株式会社日清製粉デリカフロンティア
研究開発部
2024年入社 生物資源環境科学府・生命機能科学専攻

入社を決めた理由と現在の仕事内容は?

学生時代から様々な食品に携わることができる製粉業界に興味を持っており、とくに日清製粉デリカフロンティアは、日清製粉ともグループ会社でありながら中食・惣菜事業に注力し、幅広い食品に携われる点に魅力を感じて、入社を決めました。現在は、健康、差別化、環境の3つの視点から新たな技術開発を推進するとともに、ライフスタイルの変化への対応や食品ロス削減といった社会課題の解決にも積極的に取り組む研究開発部に所属しています。私も事業の売上・利益に貢献することを目指して、中食・惣菜事業のモデルチェンジに繋がる新たな技術開発に取り組んでいます。

鈴木 真太朗

仕事の魅力は?

中食・惣菜市場は伸長が続いていますが、技術開発については業界全体であまり盛んではない状況にあります。そのなかで、日清製粉デリカフロンティアは積極的な技術開発によって中食・惣菜市場の開拓を目指しており、そうした企業姿勢に研究職の一人として魅力を感じています。また、中食・惣菜業界では幅広い製品を扱うので、様々な食品の技術開発に取り組めるところも魅力の一つだと思います。さらに、当社はフルラインアップ体制で製品を供給しているため、研究範囲がとても広いことに加えて、部署内でもいろいろな分野の研究テーマがあり、それぞれのテーマで培った技術を他のテーマに活かすことができます。

鈴木 真太朗

キャリアステップ

  • 1年目
    入社後2ヵ月までの研修終了後は、上司と相談しながら研究に従事。現在は、自ら研究を進められるように。

仕事の難しさは?

中食・惣菜事業はグループ会社だけでなく、外部の様々な原料メーカーと関わり、先輩方も多くの方の力を借りながら業務を進めています。私は、まだグループ内外の人脈があまりないので、専門外の知識や助言を得る機会が少ないことに課題を感じています。今後はグループ内外の繋がりを増やして、広い視点でいろいろな知識を吸収し、発想力を磨いていきたいと考えています。また、大学院の研究では長期間で実験計画を立てていましたが、現在は比較的短期間で成果を求められることが通常です。入社当初は短いスパンでの研究活動に難しさを感じていましたが、現在は業務にも慣れてきて、期間内で効率良く業務を進められるようになってきていると感じています。

今後の目標は?

人々の食生活においしさや利便性といった良い影響を与えられるような技術開発をすることが目標です。そのためにも、まずは現在取り組んでいる製造技術技術を応用して、主菜(魚・肉料理など)の美味しさや見た目・風味を向上できる新たなソース開発を目指し、実際の製品化に結び付けたいと考えております。

鈴木 真太朗

1日の仕事の流れ

09:00
出社
10:00
惣菜サンプル試作処方の検討・確認
11:00
惣菜サンプルの試作計量など
12:00
お昼休み
13:00
惣菜サンプルの試作・官能評価調理など
16:00
片付け・打ち合わせにて課題の確認
17:00
メールチェック・明日の作業確認
17:45
退社