社員インタビュー 仕事の内容や入社動機など、先輩社員の声を紹介します。

工学系
#生産技術 #10年目以上

プロジェクトを通じて得た連携力を
さらに大きな挑戦につなげていきたい。

佐藤 卓也

佐藤 卓也さとう たくや
株式会社日清製粉デリカフロンティア
生産技術開発部
2010年入社 医工学部 医工学研究科

入社を決めた理由は?

日清製粉グループの1カ月間のインターンシップに参加し、生産技術研究所で実際に仕事を体験しました。その際に、生産技術を新しく創造できる食品業界に今後の可能性を感じました。また、若手社員の方々から仕事やプライベートの話をたくさん聞くことができ、働きやすい職場だと感じました。年齢や所属部署に関わらず、社員の方々が主体的に仕事を進められる自由度の高い社風や教育の手厚さが決め手となり、入社しました。

佐藤 卓也

現在の仕事内容は?

日清製粉デリカフロンティアの生産技術開発部に所属し、傘下の中食・惣菜3社の担当者や、社外の技術者と連携しながら自動化や省人化による生産性向上、コストダウンの推進を図るための技術管理や政策立案、サポートを行っています。最近では、惣菜工場の省力化・生産性向上に向けて「充填設備」や「トッピング設備」、「生産進捗表示システム」の導入および運用フォローを実施しました。こうした技術を工場に導入するには、生産管理や品質保証、現場のスタッフなど大勢の人を巻き込み、さまざまな声を聞くことが重要です。難しい施策でしたが、人との連携があったからこそ壁を乗り越えられたと実感しています。

佐藤 卓也

キャリアステップ

  • 1年目
    日清製粉グループ本社の生産技術研究所 製造研究室に配属。パスタ製造技術の研究開発に従事。製造を通じたパスタの品質制御に関して研究。
  • 6年目
    日清フーズ館林工場に勤務。製造全般の生産管理を担当。老朽化設備の更新、安定供給に向けた検討、製造能力アップ、製造歩留りなどの生産性向上における施策検討を行う。外部の品質・衛生管理審査の導入達成に向けた対策など製品安全面を改善。
  • 8年目
    日清製粉グループ本社 技術本部技術部に異動。中食・惣菜3社(イニシオフーズ、ジョイアス・フーズ、トオカツフーズ)と連携し、惣菜工場の自動化(ロボット・自動化、AI、IoT技術など)を目的に工場生産工程の自動化に関する技術の調査、技術導入などの取り組みを推進!
  • 10年目
    日清製粉デリカフロンティア生産技術開発部に所属。中食・惣菜3社の生産技術の開発・導入等の進捗管理、3社の技術管理、政策の立案、推進のサポートなどを担当。既存の生産管理にDX技術を導入する難しさも体験…

仕事のやりがいは?

入社2~4年目の時期に、日清製粉ウェルナのそうめん・ひやむぎの新商品発売プロジェクトに参画し、委託先の工場への生産ラインの導入、試運転、生産開始まで、製造技術開発のすべてのフローに携わりました。長期間にわたりメンバーや工場関係者と密に連携をとり、苦労して生まれた商品が出荷された時、また、お店で商品を手に取った時の感動は今でも忘れられません。その後はミックス粉製品に関する生産技術開発を担当。新しい研究を通じて、常温商品の食品加工技術の知識を学ぶとともに、一から食品加工技術を学び直すことができました。

今後の目標は?

中食・惣菜事業の自動化推進のプロジェクトに携わる中で、自分一人だけでできることには限界があり、協力いただいている関係者との連携が大事であることを改めて感じています。現在は中食・惣菜各社をサポートする立場ですが、今後は工場の管理者として、連携を密に取りながら成果を出せるチームを作るリーダーになりたいと考えています。

佐藤 卓也

1日の仕事の流れ

09:00
出社。メールチェック・会議関連資料作成
10:00
メーカーと打ち合わせ
12:00
お昼休み
13:00
社内打ち合わせ
15:00
他の事業会社メンバーと打ち合わせ(外出)
17:00
帰社。1日でリターンが必要な案件を処理。翌日以降で必要な資料の作成等も!
17:30
退社
本ページに記載のある「日清フーズ」は現在の「日清製粉ウェルナ」のことを指しています。