社員インタビュー 仕事の内容や入社動機など、先輩社員の声を紹介します。

工学系
#エンジニア #10年目以上 #産休育休

当社のコア技術を主軸とする
粉体事業の存在感を
さらに高めていきたい。

中島 千秋

中島 千秋なかじま ちあき
日清エンジニアリング株式会社
粉体事業部 機器販売センター
2011年入社 工学研究科 機械システムデザイン工学専攻

入社を決めた理由は?

大学では機械系の専攻で、当初は食品関係の会社への就職は全く頭にありませんでした。しかし、女子学生を受け入れていた当社のインターンに参加したのをきっかけに、工学系の人材を必要としていることや、プラントエンジニアリングのグループ会社があることが分かり、「こんな企業もあるのか!」と目からウロコ状態でした。同時に、小学校の社会科見学で訪問したパン工場でのウキウキした記憶がよみがえり、工場や製造ラインそのものが好きな自分に気づきました。また、インターンでお話をした先輩社員の雰囲気が温かく、「やってみよう!」と入社を決めました。

中島 千秋

現在の仕事内容とやりがいは?

粉体事業部の中でも、分級機や粉砕機、粉体のコンテナハンドリングシステムであるマトコン関連機器などを販売する機器販売センターに所属しています。その中のマトコンチームで、既存のお客様に対する機器整備や消耗部品販売のメンテナンス業務を担当しています。ひと口に「マトコン設備」といっても、業種や導入時期によって仕様が異なり、それぞれのお客様に合わせた部品等の選定が必要な上、使用厳禁の物質等もあります。また、お客様からの問い合わせや要望に応えるためには、機器そのものの構造や仕様はもちろん、空気圧回路や電気制御などの関連知識の理解も欠かせません。ですから、一つのミスが大きな損害につながるかもしれないという緊張感を持ちながら、一つひとつ丁寧な確認を怠らず、見積・出荷等の対応に努めています。

中島 千秋

キャリアステップ

  • 1年目
    日清エンジニアリングの食品システム部に配属。小麦粉バルクハンドリングシステムのメンテナンス業務を担当。2年目に部署の再編でプラント第一部へ統合。食品工場建設のプロジェクトに途中参加。3年目で初めての長期現場出張。多くの人と深く関わるようになり、視野が広がった。
  • 4年目
    新工場建設の案件で、主担当として基本設計と生産設備設置工事を担当。現場監督として施工管理をするが、お客様対応や通常業務に加えて同時施工の建築工事との調整に四苦八苦する。
  • 6年目
    営業部に異動。大型案件のコンペ参加や受注につながる案件も増えた。8年目には出産で1年間産休・育休を取得し9年目にフルタイムで職場復帰。10年目に再度1年間産休・育休を取得し2度目の職場復帰!
  • 12年目
    粉体事業部に異動。業務の内容が大きく変わったため、初心に返って日々勉強+その中で自分が貢献できることを模索中・・・

成長を実感した仕事は?

4年目の頃、プラント第一部で弁当・惣菜を製造する工場の新築プロジェクトにメイン担当者として携わりました。スケジュールの都合上、ゼネコンの建築工事中に当社が生産設備の工事に入ることになり、安全管理のために工事手順書などをゼネコンに提出する必要がありました。この分野の生産設備工事では、当社として過去にそのような資料を作成した経験が少なく、当社も設備メーカーもサンプルとなりそうな資料が不足していたため、メーカーとともに苦労して手順書を作成しました。期間中は日々の作業に追われて考える余裕もありませんでしたが、振り返ってみると準備不足や安全への意識不足を痛感。後に活きる大きな学びとなりました。

育児に関する会社のサポートは?

朝の支度や保育園への送迎のため、フレックスタイム制度を利用して定時より30分ほど遅く出社しています。子どもの発熱で「出社はできないけれど仕事がしたい」という時は、テレワークで対応しており、急な申請でも利用できることがありがたいです。とはいえ、子どもの世話をしながら仕事に集中することは難しいので、「半日年休」と「半日在宅勤務」を併用することも多いです。仕事と育児の両立には、上司や同僚など周りの社員と業務状況を共有し、スケジュール管理をしておくことが大切です。急な休みやテレワークへの変更を快く承諾してくれて、困った時には手を差し伸べてくれる環境があることが嬉しいです。

中島 千秋

今後の目標は?

当社は「P&P(Powder Technology & Project Engineering)で世界を拓く」をコーポレートスローガンとしています。近年はプラントエンジニアリング事業が業績を伸ばしており活気もあるので、当社のコア技術である粉体を主軸とする粉体事業(Powder Technology)をさらに盛り上げ、市場での会社の存在感をより高めていきたいと考えています。まずは現部署の業務をマスターした上で、機器の開発・改良や本社との積極的な協力体制の構築によって、取扱機器の販路拡大を目指します。育児中は出張対応が難しくなり、できる仕事には自ずと物理的な制約なども生まれますが、その中でもどのように業績に貢献できるかを考え、自分なりのキャリアを築きたいと思います。

中島 千秋

1日の仕事の流れ

09:00
出社、メールチェックフレックスを活用しています!
10:00
チームミーティング
11:00
受注済み部品の出荷作業
12:00
お昼休み社内休憩スペースでお弁当
13:00
テストルームで翌日の来客テストの準備
15:00
見積書作成&プロジェクト社内手続き
16:00
プレゼン資料の修正
17:00
メールチェック、スケジュール確認・業務整理
18:00
退社