工学系
#建築 #エンジニア #1~5年目 #中途採用
“コストと理想的な機能”を
建築的側面から整理していく。

吉原 亮よしはら りょう
日清エンジニアリング株式会社
建築部
2020年入社 理工学部 海洋建築工学科
現在の仕事内容は?
プラントの設計施工を進める際は建築の施工技術や関係法令などの専門的な内容がついて回ります。そこで、私たち建築部は建築法令の遵守を前提に“コストと理想的な機能”を建築的側面から整理して協力会社に伝えたり、お客様にご説明したりするサポート的な役割を担っています。例えば、こういう工場を建てたい、生産設備を導入したいというお話があった際にも、必ず建築ルールに沿って計画しなければなりません。また、新築する場合でも建設可能な工場の大きさや高さに制限があり、敷地内に緑地面積をこれくらい確保しなければいけないという制約が発生します。加えて、建設コストも考えなくてはなりません。建物を低くすればコストは抑えられますが、取り込める機器や設備に充てられるスペースに限りが出てきます。こうした内容をお客様にも理解していただけるよう説明する“通訳的要素”もまた、私たちの大きな役割です。

仕事のやりがいや大変なことは?
プロジェクトの発足から完成に至るすべての段階において、担当者として立ち会えることが魅力です。もちろん、お客様と協力会社との間に立ってプロジェクトを進めていく中で両者の意見調整が必要になるなどの難しさもありますが、両者を鑑みながらゴールを目指していくことにやりがいを感じますし、そうして案件が無事に稼働した時には達成感があります。また、受講したい研修があれば支援してくれて、使ってみたい業務ソフトがあれば導入してくれるなど、自発的な姿勢を後押ししてくれる環境が心地いいです。これからも、そうした環境を最大限に活用し、プロジェクト担当者として持っておかなければいけない知識を日々勉強していきたいと思います。

キャリアステップ(当社入社後)
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- 1年目
- 建設部に配属。サイロ・立体自動倉庫増設プロジェクトを担当。
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- 2年目
- 引き続き同部署に所属し、京都のヨーグルト工場改修プロジェクトを担当。稼働中の工場での改修工事は異物混入リスクを第一に考えなければいけないので、それを盛り込んだ計画の立案が大変…
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- 3年目
- 青森の添加物製造工場建設プロジェクトを担当。
成長を実感した仕事は?
3年目に携わることになった青森の添加物製造工場建設プロジェクトは、大変なことも多いですが、私を成長させてくれる仕事になっているなと思います。お客様や協力会社、近隣住民などさまざまな人たちとの関係性を築きながらプロジェクトを進めていくことで精神力と対話力が鍛えられているような気がします。また、プロジェクトメンバーの入れ替わりに際して、引継ぎや経緯の把握等に当惑することも多かったですが、お客様とのコミュニケーションが密に図れたため、認識の乖離が生じることなくプロジェクトを進行しています。また、現場では担当者としてほぼすべての業務を一人でやっているので、体力的にも成長しました(笑)。

1日の仕事の流れ(現場)
- 08:00
- 出社、朝礼&メールチェック
- 09:00
- 現場巡視・図面整合チェック
- 10:00
- お客様先での打ち合わせ用資料作成
- 11:00
- 協力会社との打ち合わせ
- 12:00
- お昼休み
- 13:00
- 昼礼・現場巡視
- 14:00
- 施工図面確認、工程表作成
- 15:00
- お客様先での打ち合わせ
- 16:00
- 現場巡視・施工図面修正依頼
- 17:00
- 事務処理(発注・請求書・施工検討など)
- 19:00
- 退社