社員インタビュー 仕事の内容や入社動機など、先輩社員の声を紹介します。

工学系
#生産技術 #1~5年目

グローバルで活躍して、
日本の製粉技術を広めていきたい。

岩尾 咲香

岩尾 咲香いわお さきか
日清製粉株式会社
鶴見工場
2022年入社 理工学域 化学工学専攻

入社を決めた理由と現在の仕事内容は?

人の生活に必要不可欠な食品に関わる仕事に就きたいと考えて、食品メーカーを中心に就職活動を行っていました。その際に、小麦粉は原料なので関わる製品の範囲が広く、幅広い経験が積めるのではないかと考えて、日清製粉に興味を持ちました。その後、インターンシップに参加し、社員の雰囲気や海外で活躍できる機会の多さに魅力を感じ、入社を決めました。現在は、工場設備を改善する生産技術職として、メンテナンス計画の策定・実行を含む設備管理をはじめ、新規設備の導入、既存ラインの生産性向上・省エネ化など、設備面からのさまざまなアプローチによって、ものづくり現場の改善を進めています。

岩尾 咲香

仕事のやりがいは?

日本の小麦粉の10分の1を供給している当社の旗艦工場、鶴見工場では数多くの設備が稼働していますが、一つひとつ改善することで、設備を日々操作する側の皆さんに喜んでもらえるのが一番のやりがいになっています。また、担当する個々の案件において、自分で考えた設備仕様を織り込めることも、やりがいにつながっています。一方で、若手の時から大きな仕事をまかせてもらえるため、入社してからしばらくの間は、設備工事の進め方に悩むことがありました。特に私は電気関係の知識がまったくなかったため、電気工事の仕様検討に時間を要していました。しかし、上司、先輩社員、工場所属の電気担当者に都度相談しながら仕事を進めることで知識を習得し、今では電気工事もスムーズに進めることができるようになってきています。

岩尾 咲香

キャリアステップ

  • 1年目
    鶴見工場に配属。研修後、老朽化設備更新等の工事案件を担当。大型の外壁塗装工事や包装ラインへの新規設備導入工事の主担当に。
  • 2年目
    新規設備導入のためにオンラインテストなどを何度も計画、実行。設備導入工事やその後の試運転・立ち上げも滞りなく行い、一連の流れを深く学ぶ。デジタル関係の案件にも着手。
  • 3年目
    担当の職場が変わり、新しい設備の知識を習得。後輩社員の指導も担当。

最も成長を感じた仕事は?

入社1~2年目の時に取り組んだ新規設備の導入が特に印象深いです。その案件では、主担当としてさまざまな関係部署や施工会社を巻き込み、打ち合わせやテストを重ねることで導入を実現できました。新規設備を導入するときは、設備を導入して終わりではなく、安定稼働させるための運用まで考える必要があります。当時はそこに最も苦労をしましたが、運用までしっかりと考えられたことに加えて、製品の安全にも深く関わる工事だったため、今までで最も大きな成長を感じました。この案件を通して、設備導入プロジェクトの全体スケジュールを管理する力、まわりを巻き込む力、製品安全に気を配る力を身に着けることができ、現在の仕事に活かすことができています。

今後の目標は?

入社して現在まで、袋詰め~出荷までの設備についての知識を深めてきました。そのため、これからは製造工程(製粉工程)についての知識をもっと深めていきたいと考えています。また、工場によって製造している製品や、デジタル技術の導入度合いが異なるので、いろいろな工場で設備担当として多様な経験を積みながら、新製品の生産ライン新設や大型の自動化案件にも取り組んでみたいですね。そして、将来的には海外工場での勤務にも挑戦し、日本で培った経験をもとに各国の製粉技術者とも渡り合えるような存在になりたいと思っています。

岩尾 咲香

1日の仕事の流れ

08:00
出社、メールチェック、各職場の朝礼に参加
09:00
工場巡回。設備の不具合がないかを確認
10:00
工事業者と打ち合わせ
12:00
食堂にて昼食
13:00
工事・会議資料の作成
15:00
工場内の会議に参加
17:00
退社

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