社員インタビュー 仕事の内容や入社動機など、先輩社員の声を紹介します。

工学系
#技術研究 #1~5年目

自分の研究結果が
工場の生産ラインにスケールアップできると
たまらなく嬉しい。

服部 照久

服部 照久はっとり てるひさ
日清製粉株式会社/
株式会社日清製粉グループ本社
生産技術研究所・食品粉体技術研究所(出向中)
2019年入社 理工学研究科 応用化学専攻

入社を決めた理由と現在の仕事内容は?

食品業界を希望したのは、自分の関わった製品の評価を家族などの周りの人に聞けることがやりがいにつながると感じたからです。また、当社は勤務地が他のメーカーと比べて都市部にあるので、暮らしの充実度が高いと考えたことと、将来海外勤務のチャンスがあると知り、魅力を感じました。現在は、日清製粉グループ本社に出向し生産技術研究所に所属しています。この研究所では、日清製粉グループ各社から人材が集まって、小麦製粉や食品製造、包装関連領域、超微粒子や機能性素材の製造など、日清製粉グループの基礎・基盤となる技術や装置に関して研究開発をしています。その中で、私は製粉事業に特化した生産技術の研究や製粉事業に関する情報収集などを担当。工場の生産効率向上に寄与するために既存の製粉工場では使用されていない機器を検証したり、新規設備を考案して試作・検証し、工場の作業改善を図ったりしています。

服部 照久

仕事のやりがいや大変なことは?

工学系の仕事には、社員や協力会社など多くの人の協力が必要です。相手は知識も経験も豊富な方ばかり。工場勤務をしていた1年目は、会話についていくのにも精一杯でした。しかし、用語や技術を調べるうちに知識がつき、2年目には対等に会話ができるように。プロジェクトの担当者として関係各所をまとめ上げ、工場の収率改善や作業改善を行うことができ、工場の成績をあげることができました。現在所属する生産技術研究所では、自分の狙い通りの研究結果が出た後にスケールアップを行って工場の生産ラインに導入できた時にやりがいを感じます。

服部 照久

キャリアステップ

  • 1年目
    千葉工場に配属。工事の進め方を覚えたほか、知らない技術や用語を勉強。
  • 2年目
    工場の収率改善を任されるようになったほか、後輩の育成も担当。
  • 3年目
    大型案件を担当。周りを巻き込んで新技術導入に尽力。
  • 4年目
    日清製粉グループ本社の生産技術研究所に出向。研究/生産技術職から研究職へジョブローテーション。

成長を実感したことは?

1年目の頃、上司から工場の改善箇所を提案してほしいと頼まれたときにはほとんど提案することができず、悔しい思いをしました。しかし、3年目になると製品の流れや工場の抱えている課題が見えるようになり、これまで人が作業していた工程に新しい機械を導入し、効率化につなげるなど、工場の改善提案や改善活動に取り組めたことで自分自身の成長を強く感じました。

今後の目標は?

今後は海外勤務を希望しています。海外では、経営層と意見を交わしながら事業を進めていくような責任者のポジションで働くことになるため、管理職に欠かせない経営的視点やマネジメント力を実践しながら学べると期待しています。また、文化や設備の異なる海外工場においては、工学系社員に求められる設備知識やコミュニケーション能力等を鍛えることができ、工学系社員としてのスキルも向上すると考えています。

服部 照久

1日の仕事の流れ

08:30
出社、メールチェック
09:00
実験開始
12:00
お昼休み
16:00
実験終了
17:00
実験データのまとめと結果の考察。実験結果を踏まえ、必要に応じて今後の方針の見直し
18:00
退社