- 株式会社日清製粉ウェルナ採用情報
- 社員インタビュー
- 田中 伸明
工学系
#設備担当 #生産技術 #1~5年目
生産現場の最前線で経験を積み
将来的には新技術導入を実現させたい。
田中 伸明たなか のぶあき
株式会社日清製粉ウェルナ
館林工場
2019年入社 工学系研究科 化学システム工学専攻
現在の仕事内容は?
館林工場の生産管理部に所属し、小麦粉の加工設備・ミキシング設備の保守や、老朽化対応・増能力・省人化などを目的とした更新に取り組んでいます。また、DX化を推進するため、本社や日清製粉グループの「生産技術研究所」と連携して日報の電子帳票化や設備データの自動取得なども検討しています。日報の電子帳票化では、現場で使用する帳票データの作成やネットワーク、タブレットの導入を行い、現場での運用テストを実施しています。
仕事のやりがいや大変なことは?
工場の設備管理担当者は、設備にトラブルが発生すると最前線で解決にあたります。トラブルの原因が分からないまま設備を動かして不良品を出すことは絶対に避けなければなりませんが、かといって長時間設備を止めてしまうと生産計画に影響します。この板挟みの中で早期復旧を目指さなければならないのが、設備担当の大変なところです。経験が浅いうちは、設備をよく知る現場の人にどんどん質問して設備の知識を蓄え、乗り越えてきました。また、新製品の導入時には、工場でのテスト製造で不具合が発生するケースもあり、場合によっては設備の改造や設定の変更をする必要が出てきます。そのように、自分が数々の課題を解決して製造された製品が店頭で販売されているのを見ると、「自分が形にした製品だ」と達成感が得られ、頑張って良かったと思えます。
キャリアステップ
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- 1年目
- 館林工場の包装設備管理担当として配属。
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- 2年目
- 2年目になり、生産計画の一部作成を任されるように!
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- 3年目
- 1、2年目の仕事に加え、より多くのラインの生産計画を作成するようになるとともに、環境保全担当者となる。
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- 4年目
- 包装設備管理担当から製造設備管理担当に!電子帳票などの導入にも取り組む。
最も成長を感じた仕事は?
毎月本社から届く需給に関する情報に対して、使用するラインや製造の順番、スケジュールなど、目標生産数量を達成するための生産カレンダーを作成する「生産計画」を通して成長できました。計画作成のためには、原料・包材の受け入れから製品の出荷まで、一連の流れを把握しておく必要があります。従来は意識していなかった製造の前後に行われる作業まで理解できたことで、業務をより効率化でき、スピードや正確性が高まりました。また、本社や原材料メーカーの方と関わる機会も増え、個人としてではなく生産現場や会社としての立場から意見を発信する力が身についたと感じます。
今後の目標は?
当社に限らず、日本の製造現場では人手不足や人件費の高騰が課題となっており、これらは当社製品の価格にも影響しかねません。できる限り価格を維持したまま、なおかつ高品質な製品をお届けするには、製造工程の省人化や生産能力の向上が欠かせません。工場の現状や市場のニーズに応えるために、今後も館林工場でさまざまな設備や技術に触れて知識や経験を蓄積し、将来は新技術や設備の導入を実現したいと考えています。
1日の仕事の流れ
- 08:00
- 出社、朝ミーティングで進捗やトラブルの共有
- 10:00
- 設備メーカーと工事の打ち合わせ
- 12:00
- お昼休み
- 13:00
- 工場内巡回
- 14:00
- 工事申請書類の作成
- 16:00
- 現場と事務所の改善会議
- 17:00
- データ分析、会議資料の作成設備効率や、エネルギー使用量などを分析
- 18:00
- 退社