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- 小村 涼太
工学系
#生産計画 #1~5年目
お客様に喜ばれる高品質な製品を
安定的に供給することが、
私たちの使命。

小村 涼太こむら りょうた
株式会社日清製粉ウェルナ
商品開発本部 成長事業開発部 生産グループ
2023年入社 工学府 応用化学専攻
現在の仕事内容は?
私が所属する成長事業開発部は、新たな市場を開拓し、新しい製品を生み出すことをミッションとしています。現在は、輸出向け製品やECサイト、ホールセール(卸業者向け)といった“成長著しい市場・企業向け”の製品を開発しています。そのなかで私は生産の側面において新製品の仕様の検討及び製造工場への導入を担当しています。各工場での製造方法や生産量、コストなどを綿密に検討して、実現可能性を評価するのが主な業務です。開発部門やマーケティング部門と密に連携しながら、製品化までのプロセスを迅速に進めることが求められます。定量的なデータに基づいて論理的に説明する力や部門を超えた協力体制を築くためのコミュニケーション能力は、学生時代にアルバイトで数々の課題解決に携わった経験からも培われていると感じています。

仕事のやりがいと難しさは?
当社は、多くの製品領域でトップクラスのシェアを誇っているため、日々携わる仕事はどれもスケールが大きく、充実感があります。そんなトップメーカーとして、お客様に喜ばれる高品質な製品を、お求めやすい価格で、安定的に供給することが、私たちの使命です。プレッシャーもありますが、効率性や安全性、品質を高め、最適な生産方法を考えることこそが、工学系社員の腕の見せ所で、達成した時のやりがいはひとしおです。一方、現在は新規事業に携わっているため、前例のない製品の製造方法を検討しなくてはならず、苦労も少なくありません。そうした時も社内外の関係者、有識者と積極的にコミュニケーションを取りながら、「この課題をクリアしてプロジェクトを成功させれば、会社の成長、そして社会に貢献できるはず!」と、日々ワクワクしながら働いています。

キャリアステップ
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- 1年目
- 生産戦略部で、包装資材や環境に関する最新の情報を収集し、中長期的な視点から全社的な施策を提案。
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- 2年目
- 成長事業開発部に異動。新規市場開拓に向け、前例のない製品の製法、コスト、物量などの決定に携わる。
成長を感じた仕事は?
これまで当社とは接点の少なかった企業に対し、当社の定番製品の大容量セットを企画し、受注できたことは、いまでも大きな糧となっています。従来は顧客から製品開発の相談があっても、生産能力の制約や開発スピードの遅さなどが原因で、受注につながらなかったため、思い切って“市場ニーズを先読みする姿勢”に転換したことがきっかけとなりました。ターゲットとなる店舗を訪問し、競合製品と価格、量目、付加価値、品質など、多角的な視点から比較分析するとともに、自社の技術や生産能力などの強みと市場の動向を掛け合わせ、勝算の高い製品をリストアップして提案しました。その結果、顧客の潜在ニーズを捉え、いくつかの案件で受注に成功しました。この経験を通じて、ニーズを先読みし、迅速に行動に移すことの大切さを学べました。
今後の目標は?
ゆくゆくは、AIやIoTなどの最新技術を駆使して環境負荷を減らしながら、高品質な製品を効率的に生産できる“業界トップレベルのスマートファクトリー”を構築するのが目標です。そのために、若いうちから現場で「現場・現物・現実」の原則を徹底的に学び、大規模な食品生産ラインの設計に必要な実践知識と経験を習得したいと考えています。また、安全・安心なモノづくりを追求するべく、特にトラブルシューティングや品質・安全管理の経験を積みたいです。変化の激しい食品業界を当社がリードし続けられるよう、貢献していきたいと思います。

1日の仕事の流れ
- 09:00
- 出社、メールチェック
- 10:00
- 社内打ち合わせ
- 11:00
- マーケティング業務市場分析、成長企業への新製品起案など
- 12:00
- お昼休み
- 13:00
- 機械メーカーや資材メーカーと商談
- 14:00
- 生産業務新製品製法検討、コスト試算など
- 16:00
- 翌日の打ち合わせ資料作成
- 17:00
- メールチェック
- 18:00
- 退社